エクセルの「相対参照」と「絶対参照」の違いはなに?

エクセルは表計算ソフトと呼ばれるように計算することが
とても得意です。

機能を覚えれば覚えるほど、楽に短い時間で表を作成することが
できます。

今回は「絶対参照」についてお話ししたいと思います。

この「絶対参照」もとても便利な機能というだけでなく
知らないとエラーが出てしまい、手直しに時間がかかってしまいます。

「相対参照」ってなに?

「絶対参照」の説明の前に「相対参照」の説明をしたいと思います。

 

数式を入れて【Enter】を押して計算結果が出たセルの「フィルハンドル」を
下へドラッグ、数式をコピーすると参照セルが自動的に変わり適切な値が出ます。

これを「相対参照」と呼びます。

 

※「フィルハンドル」とは
セルをクリックすると右下に出てくる■のことです。
■にマウスポインタを移動し、+の十字になっていることを確認し
下へドラッグをすると、数式がコピーされます。
この操作の事を「オートフィル」と呼びます。

=SUM(C5:D5)と数式をたてると、E5に「180」と答えが出ています。
そのセルのフィルハンドルを下へドラッグすると
=SUM(C6:D6)とセル番号が変更してE6の答えは「153」となっていますね。

自動的にセルの参照元が変更していくのを「相対参照」と呼びますが
対象とするセルが変更されると困ってしまう場合もあります。

 

セルの参照元が自動的に変更されると困ることとは

「売上比率」が「#DIV/O!」とエラーが出てしまっていますね。

これは「数値を0(ゼロ)で割っている」場合にエラーとして表示されます。

売上比率の数式ですが「=C4/C7」となり、答えは「41%」

ここまでは間違いはなく答えが出ます。
オートフィルで数式をコピーすると、G5とG6がエラーが出てしまうのです。

もしも、G5のセルをクリックして「=C5/C7」と数式を入れていれば
エラーになることはありません。

しかし、エクセルの便利な機能である「オートフィル」を使用すると
C7」の合計セルを使用したいのに関わらず
G5の数式は「=C5/C8
G6の数式は「=C6/C9」…と合計のC7のセルではなく下へ下へ
数式のセルが移動していってしまいます。

移動をしてしまうと、なにも数式が入っていないセルと計算をしているので
「#DIV/O!」とエラーが出てしまうのです。

セル参照が自動的に変更する「相対参照」で良い時と
困ってしまう時の違い、わかりましたか?

分かったうえで、「絶対参照」の説明に入りたいと思います。

 

「絶対参照」はどのようにすればいいの?

エラーが表示されないようにするためには「絶対参照」を使用します。

「絶対参照」とは【$】を使用して
「C7」を固定させ絶対に移動していかないようにすることです。

先程、「オートフィル」を使用すると
C7」の合計セルを使用したいのに関わらず
G5の数式は「=C5/C8
G6の数式は「=C6/C9」…と合計のC7のセルではなく下へ下へ
数式のセルが移動していってしまうお話をしました。

 

今回の場合は行番号だけが移動してしまっています。
列番号は「C」のままですね。
ですので、基本的には行番号だけを移動しないように止めてあげれば
エラーが表示されることはありません。

ですので、「=C4/C7」の【C7】のセルをクリックした後で
ファンクションキーの【F4】キーを押します。

すると、「$C$7」となりました。
もう一度【F4】キーを押すと、「C$7」
更にもう一度【F4】キーを押すと、「$C7」と変わっていきます。

「C$7」になったら、【Enter】を押して確定し、オートフィルでコピーをします。

行番号である「7」は移動することなく、そのままの位置でいてくれているので
エラーが表示されなくなりましたね!

このように、列番号と行番号両方とも絶対に動いてはいけないのなら
「$C$7」のように「$」が両方に付きます。

列番号だけなら「$C7」

行番号だけなら「C$7」となります。

覚えておくと楽に表計算を作成することができますよ!

 

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